2015-01-01から1年間の記事一覧

広島駅に

久しぶりに行ったら、周辺の再開発で劇変していた。京橋会館、ステーションシネマ、広島百貨店、オメガランド。知ってる人も段々少なくなっていくが、寂しい話ではない。開発された新しい場所で、新たな記憶が作られるわけだ。野坂昭如、岡本おさみ。昭和を…

今日のマツダスタジアムは

やっぱりいつものマツダスタジアムだった。 広島駅からの行列。コンコースの人波。カープうどん。応援歌。外野裏でJRの往来が見える。 「プレー」中も隣同士でおしゃべりし、フードコートに向かい、スマートフォンで撮影し、球場の雰囲気を楽しむ。 非日常の…

ひとり股旅の

希望セットリストを考えてみた。【自曲枠】 愛のために 愛する人よ 野ばら スカイウォーカー 雲海 SUNのSON 拳を天に突き上げろ ぼくら 風は西から CUSTOM イージューライダー さすらい【ユニコーン枠】 雪の降る街 サラウンド【パフィー枠】 アジアの純真【…

羽田圭介『隠し事』

最近よくテレビに出る人の小説。ページ数が少なそうなのを選んで読んでみた。 都会の狭いマンションで同棲している男女に「隠し事」はできるのか、という話。現代のプライバシーの場はケータイとかipodの中にしかない。そこで、人間の記憶力を鍛えて脳の中に…

奥田民生ひとり股旅

@マツダスタジアムの前に、@旧広島市民球場のDVDを初めて観た。 噂通りの素晴らしいDVDで、あの日の感激が11年ぶりに蘇った。無駄なキャプション、ナレーションは一切ない。まるで市川崑の東京オリンピック映画のようだ。 私達の席の前方に木村カエラがいた…

東京観光で靖国神社に

行ってきた。 初めてではない。20年以上前、深夜0時に初詣したことがある。 しかし今回は平常時の昼間に行ったので、神社全体をよく見ることができた。 個人的な感想だが、霊的なパワースポットという感覚はない。何と言うのか、フラットな、ゼロな感じだ。…

東京モーターショーに

行ってきた。

村上春樹『職業としての小説家』

自身がどうして小説を書くようになったか、また、小説を書く方法について、驚くほど率直に説明されている。とにかく、目から鱗が落ちるような話がてんこ盛りだ。 「最適な手段で継続すること」は「才能」を超える。私ぐらいの、人生が途方もない長期戦である…

安部公房『燃えつきた地図』

安部公房は不条理をテーマにした作家、というのが一般的なイメージだと思うが、私は、男と女の問題を描き続けた人じゃないかと推測する。カフカなどより吉行淳之介に近い。ただし主人公が決定的に魅力に乏しく、しょうもないことにこだわる、もてない男だが…

うさみくんのお姉ちゃん

高校演劇全国大会で最優秀賞になった作品が、テレビで放映されていた。 アンパンマンに似ている部員がいる、という偶然から脚本が生まれたんだろう。役者の高校生たちのキャラが非常に立っていて、予想をはるかに超える素晴らしい内容だった。 いつの時代も…

村上春樹『1973年のピンボール』

大江健三郎『万延元年のフットボール』との類似点は本当にあるのかと確認してみたくなり、再読した。学生時代以来、二回目だ。 『万延元年』とはまったく何の関係もない、というのが感想。タイトルだけは意識したのかもしれない。大江健三郎よりカートヴォネ…

ドストエフスキー『罪と罰』

『カラマーゾフの兄弟』を、登場人物の総当たりリーグ戦と評した人がいた。 『罪と罰』はどうなんだろう。各登場人物が主役となるシーンがあり、他の人物と対峙する。感情の起伏が激しい人物が多く、ジェットコースターのようなストーリー展開で、読んでいて…

チープカシオ

仕事用として長い間使っていたG-SHOCKの ベルトが壊れたので、以前から気になっていたデジタル時計を、取り急ぎホームセンターで買った。CASIO F-91Wというモデル。腕に着けてみると、軽い、薄い。しかもかっこいい、と私には思える。千円で買える時計だが、…

ど根性又吉

話題の『火花』、がんばってなんとか最後まで読んだ。ちゃんと身銭を切ってKindleで購入したので、感想を好きに言わせてもらう。 とにかく文章が読みにくい。作家によっては、あえて読みにくくすることで読者に注意を喚起するという手法もあるが、さすがにこ…

後藤明生『挟み撃ち』

尻取りのように、記憶が行き当たりばったりに脱線していく。よくわからないが、これはジャズ音楽ではないのだろうか。決め事があるのかないのかわからない進行。心地良さと退屈さ、カッコつけてわかってるふりしてしまうところとか? ゴーゴリというスタンダ…

ユニクロのグレッチTシャツ

を着て1000円散髪屋に入ったら、たまたま担当になった理髪師さんに「ギターやってるんですか?」と話しかけられた。その店で理髪師さんと会話したのは初めてだ。マニアックなところを突いてくる、油断できぬUT。

ドリアン助川『あん』

映画を観た後に原作を読了。重いテーマをさわやかに綴った小説だが、私には違和感のようなものが残った。人が生きる意味というものは、普遍的に定義されるものではなく、人それぞれが提示するものじゃないの?という違和感だろうか。 いうまでも無いが、この…

ストルガツキー『ストーカー』

観たことはないがタルコフスキー映画の原作ということで、観念的な小説かと思って読んだらさにあらず。 ハリウッド映画化してもヒットしそうなハードボイルドSF。

多和田葉子『献灯使』

小説家が持つ底無しの想像力に圧倒される。ユーモア、駄洒落のセンスは、若いころの島田雅彦を連想する。そして宙吊りの読後感。 これら短編が発表されたのは2012〜2014年。私が西日本に住んでいるのもあるかもしれないが、2015年現在、放射能の話題はマスコ…

ゲスの極み乙女。

娘が好きで、私も繰り返し聴いている。ベースのコピーにも挑戦したりしている。ジャズ、パンクニューウェーブ、プログレ、ラップ、いろんな要素があって楽しい。 ただ、年のせいだろうが曲と曲名が一致しない。

新潮文庫『日本文学100年の名作 第10巻』

ゼロ年代以降の作品集。面白かったのは、小川洋子、吉田修一、伊集院静、三浦しおん、伊坂幸太郎、絲山秋子 。 特に表題作の『バタフライ和文タイプ事務所』は秀逸。

赤瀬川原平展

@現代美術館。ハプニング芸術、千円札、漫画、小説、路上物件、カメラ、老人力。様々な表現で、活動期間の長い方であった。

『ドS刑事』

というドラマが面白かったので、原作本を読んでみた。いわゆるライトノベルというジャンルになるのだろうが、描写に筆を割く量が少ないので、ひたすらあらすじを追っている、という気分になる。それでも最後のオチを知りたく、読み切ったが。 ドラマは多部未…

小学校運動会

雨にもたたられず、今年も無事終了。

アーサー・C・クラーク『渇きの海』

読了。とてもシンプルなパニックSF。

JFEフェスタに行ってきた

形鋼の製造工程を工場見学。鉄の熱さが体感できた。

仕事

午後から半休で、子供の送り迎えなど。

絲山秋子『海の仙人』

読了。この人は本当に素晴らしい感覚の持ち主だ。連休最後、実家に遊びにいった。明け方、母の猛烈な寝言に驚く。近所にも聞こえてるんじゃなかろうか。

山下澄人『ルンタ』

読了。10代に高橋源一郎を読んだときの感覚を思い出す。

GN125

半年ぶりに乗った。