2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ユニクロのグレッチTシャツ

を着て1000円散髪屋に入ったら、たまたま担当になった理髪師さんに「ギターやってるんですか?」と話しかけられた。その店で理髪師さんと会話したのは初めてだ。マニアックなところを突いてくる、油断できぬUT。

ドリアン助川『あん』

映画を観た後に原作を読了。重いテーマをさわやかに綴った小説だが、私には違和感のようなものが残った。人が生きる意味というものは、普遍的に定義されるものではなく、人それぞれが提示するものじゃないの?という違和感だろうか。 いうまでも無いが、この…

ストルガツキー『ストーカー』

観たことはないがタルコフスキー映画の原作ということで、観念的な小説かと思って読んだらさにあらず。 ハリウッド映画化してもヒットしそうなハードボイルドSF。

多和田葉子『献灯使』

小説家が持つ底無しの想像力に圧倒される。ユーモア、駄洒落のセンスは、若いころの島田雅彦を連想する。そして宙吊りの読後感。 これら短編が発表されたのは2012〜2014年。私が西日本に住んでいるのもあるかもしれないが、2015年現在、放射能の話題はマスコ…

ゲスの極み乙女。

娘が好きで、私も繰り返し聴いている。ベースのコピーにも挑戦したりしている。ジャズ、パンクニューウェーブ、プログレ、ラップ、いろんな要素があって楽しい。 ただ、年のせいだろうが曲と曲名が一致しない。

新潮文庫『日本文学100年の名作 第10巻』

ゼロ年代以降の作品集。面白かったのは、小川洋子、吉田修一、伊集院静、三浦しおん、伊坂幸太郎、絲山秋子 。 特に表題作の『バタフライ和文タイプ事務所』は秀逸。