2015-06-11から1日間の記事一覧

多和田葉子『献灯使』

小説家が持つ底無しの想像力に圧倒される。ユーモア、駄洒落のセンスは、若いころの島田雅彦を連想する。そして宙吊りの読後感。 これら短編が発表されたのは2012〜2014年。私が西日本に住んでいるのもあるかもしれないが、2015年現在、放射能の話題はマスコ…